ミニ法話

信仰の仲間

記事:布教師 橋本 顕正

 一年は早いもので、もう12月となりました。月日というものは誰の上にも差別なく与えられまた、去っていくものであり、人生は千差万別にして、その奥深きことは仏法そのものです。その仏法も法華信仰を通していけば、これは大変な法味をいただくことができる。

 『上野殿母尼御前御返事』に
「魚は水をたのみ、鳥は木をすみかとす。仏も亦かくの如く、法華経を命とし、食とし、すみかとし給なり。(中略)此の経なき国には仏まします事なしと御心得あるべく候」

 日蓮聖人のこのご指南は次のとおりです。あらゆる仏は法華経をよりどころとしているのであるから法華経のないところには一人の仏もいないのだとご承知あれということです。つまり、法華経のあるところには、あらゆる仏が集まるのですから法華信仰の神髄であるお題目を唱えて行けばすべての仏に出会い、すべての法味を受けることができるのです。

 しかし、信仰は一人では続きません。登山は助け励まし合う仲間が必ず必要です。単独登頂が成功した例が一度もないように、信仰の山登りも必ず仲間がいなければ成しえない事なのです。法華信仰の山を共に登って行こうではありませんか。

南無妙法蓮華経

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