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「わたしに合掌」

記事:布教師 舟積 法宏

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 最近、人の命がいとも簡単に粗末に扱われているように感じられます。日蓮聖人は、「命と申す物は一切の財の中に第一の財なり」とおっしゃり、命の大切さを示されています。

 社会問題にもなっていますが、自ら命を絶たれる方々は、年間3万人をこえるとも言われます。また、いじめの問題や、未熟な親の子供に対する虐待といった心の痛むニュースが耳にしない日がないくらい毎日のように報道されています。

 仏様は、「今この三界は皆これ我が有(う)なり。その中の衆生は悉(ことごと)くこれ我が子なり。」とおっしゃっておられます。私達の生きている世界に仏様はいらっしゃり、そこに生きる我々は仏様の子であるとお教えです。世の中生きとし生けるものは仏様の子であります。命というものは大変尊く、その重さに自分の子も他人の子もないのだよ、という事です。

 最近は、家庭内で子供が、まるで親の所有物のようになり、また社会や学校では、偏った意見が主流になり、いじめなどの問題も起きているようです。

 一方、社会の中では地域の方のボランティアなどにより、子供たちやお年寄りなど高齢の方々の生活や命が守られ、尊ばれています。

仏様がお教えのように、私達が生きるこの世(娑婆世界)に生きとし生ける者は仏様のお子であります。自分の命も、他人の命も心より尊び、大切にしたいものです。

 先ずは、自身の今日に感謝し、命の大切さを改めて感じて、掌(たなごころ)を合わせましょう。

合掌


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