ミニ法話

「お題目」

記事:布教師 橋本 顕正

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「宗教なんていらない!」と思っている20代の若者よ。
真実の宗教は、私たちの人生においての指針、理想を示してくれるのである。

決して、驕(おご)らず、誇らず。妬(ねた)まず、腐らず。
常に謙虚にいきなさい。
正しい信仰をすることによって、私たちを理想に近づけ、人間性を育むのである。

その方法として
お題目を唱えるというものがある。

お題目とは何か。

中国では昔、茶は薬として服されていた。
お茶作りの中に蒸した茶葉を杵臼で搗(つ)き団子状に固めるという
一連の作業があったことが茶経という書物に見ることができる。

法華経には「擣篩和合(とうしわごう)」の金言を拝することができる。
擣(つ)き、篩(ふる)い、和合(わごう)す(=固める)

28種の薬草(法華経)から組み合わせるべき薬草を選び、
擣篩和合することで大良薬である南無妙法蓮華経のお題目が完成する。

いくつかの法華経を読んだ後にお題目を唱えるのはこのためで、薬草を擣篩和合しなければ大良薬は完成しない。
そうして完成した大良薬を服するため私たちはお題目を唱えるのである。

「この薬を飲めば風邪は治りますよ」
成分は分からずとも専門家であるお医者さまの言葉を信じて我々は薬を飲む。

「お題目を唱えよ!」
諸君!理屈抜きでこの一言を信じ唱えるのが良いのだ。

  

南無妙法蓮華


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