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「信仰心を大事に」

記事:布教師 宝田英晃

  仏教がこの世に広まって約二千五百年、その間には色々な僧侶がお出ましになり、色々な宗派が広まりました。日本でも私達法華宗をはじめ、多種多様な宗派があります。現代に生きる私達は、自分の家のご先祖様から代々伝わってきた各家の宗教を信仰している人がほとんどではないでしょうか。

 けれど、戦前と戦後、家庭環境も変わり、おじいちゃん・おばあちゃんが、お仏壇の前で仏様を拝む姿を見ることもだんだんと減ってきました。また、団地などにお住まいの人は、ご近所とのこともあり、お仏壇もない家も増えてきました。テレビなどを見ていますと、何かイベントがある時だけ、神社やお寺にお参りをして、何かお願いごとがある時だけ、熱心に神様や仏様の前で手を合わす。困った時の神頼みではありませんが果してこれでよいのでしょうか?

 そして悪い事があった時には、せっかくあれだけお参りをしたのにと、お参りをしたことを無駄に思ってしまいがちです。確かに仏様にお願いをして、願いが叶うこともありますが、やはり普段からお参りすることで仏様も私達に微笑んでくれるのです。

 信仰心というものは、決して他人から評価されるものではありません。どれだけ熱心に信仰しても報われない時もあります。けれど信仰心は決して私達の心から無くなるものではありません。その信仰心を大事に、日々を過ごすことが幸せの第一歩ではないでしょうか。

 信仰心がうすれてきている現代、仏様、ご先祖様への感謝の心がなくては心の幸せもありません。たくさんお参りしたから、良いことがたくさんあるだろうという気持ちではなく、普段お参りしているお陰で守っていただいているという気持ちで仏様、ご先祖様へお参りしていただきたいと思います。

南無妙法蓮華経

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